放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービス(以下「放課後デイ」)とは、児童福祉法に基づき、学校に就学している障害児に対し、個別や集団プログラムを通じて日常生活での動作の習得や集団生活への適応に向けた支援をおこなう障害福祉サービスの一つです。
毎日の学校の放課後や夏休みなどといった長期休暇中に利用するサービスで、「障害児の学童」と呼ばれています。
子ども自身のできることを増やし、自立を促したり自分の居場所を増やしたりすることで、より充実した日々を送ることを目指し、学校での教育だけでなく、放課後等にも支援を継続して受けられることを目的としています。
かなでは放課後デイを小学2年から利用していますが、かなでの通う放課後デイは、学校や自宅への送迎のサービスも行ってくれます。
私と妻が見守る中での、初めて自宅へのお迎えサービス
そういったありがたいサービスのある放課後デイですが、我が家ではスタッフさんが自宅にお迎えに来てもらうことを今まで行ったことがありませんでした。私と妻が自宅にいる場合、かなでだけすんなり出かけていくとは思えず、かなでが取り乱して迎えに来たスタッフさんに迷惑をかけるのも悪いし、無理やり引き離すのもかわいそうだと思っていました。
ただ、平日は放課後デイへ行くのに、スタッフさんが小学校へ迎えに行くことは何度もお願いしていたし、数日前には、放課後デイから自宅へ送ってもらうのには成功していました。それでも私と妻が家にいる場合のお迎えのサービスは、きっと離れたくなくて泣いて取り乱すだろうと思っていました。
しかし10月2日土曜日に放課後デイに行くことになっていたので、初めて自宅へのお迎えサービスをお願いしてみました。
スタッフさんが迎えに来られて、私と妻が見守る中、「絶対いきたくない!」と取り乱すと思いきや、スマートにカバンを持って靴を履き、すたすたと玄関を出て行きます!
そして慣れている感じでスタッフさんの車に乗り込むではありませんか!
そして車の窓から笑顔でこちらに手を振ってます。
かなで、カッコイイ!と感じたのと同時に、少しは離れたくないと駄々をこねる姿も見たかったと、あまのじゃくな感情も抱きつつ少し涙目になるのでした。
いずれにせよ、かなでの成長を感じた一日でした。